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クリストファー・ノーラン監督作『メメント』がリメイクへ。

ART/DESIGN

クリストファー・ノーラン監督の初期名作映画『メメント』がリメイクされることが発表された。AMBI Picturesが同作の権利を買収したことをハリウッド・レポーターが報じている。
Memento

クリストファー・ノーランは『ダークナイト』や『インセプション』などを代表作に持つイギリスの映画監督で、1998年に長編処女作『フォロウィング』を発表。2作目に当たる『メメント』は弟のジョナサン・ノーランの短編小説を元に制作され、ロサンゼルス映画批評家協会賞やインディペンデント・スピリット賞などを受賞、映画監督クリストファー・ノーランの名を知らしめる出世作となった。

ガイ・ピアースを主演に据えたこの作品は、妻をレイプ殺害された事件が原因で10分しか記憶を継続できなくなった男の復讐劇だ。ハンディキャップを埋めるため、訪れた場所はポラロイド写真とメモを、重要な情報は身体に刺青として施すことで犯人を追うが、しばしば自分が今何をしているのか、何の話をしているのかが分からなくなり、疑心暗鬼に駆られる。

更にこのエッジィなシナリオを一層引き立てているのが、細かく切り刻まれた場面を逆時系列順にストーリーが進行させるという手法だ。見る者に記憶の曖昧さと、それにより惹起される疑心暗鬼を強いる。この斬新な演出も、この『メメント』を語る上で重要な要素となっている。

今回のリメイクに関して、クリストファー・ノーラン本人は関与していないようだが、この作品がどのようなかたちでリメイクされるのかとても楽しみだ。

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