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フランスの作家ミシェル・トゥルニエが死去、91歳。

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フランスの作家ミシェル・トゥルニエがショワゼルにある自宅で家族に囲まれ永眠した。91歳だった。

ミシェル・トゥルニエは1924年にフランスで生まれ、パリ大学とテュービンゲン大学にてドイツ文化やガストン・バシュラールの哲学を学ぶ。同級生にはジル・ドゥルーズがいた。1967年に『フライデーあるいは太平洋の冥界』を発表、作家活動を開始。同作はアカデミー・フランセーズ賞を受賞し、日本でも河出書房新社から刊行されている池澤夏樹の個人編集 世界文学全集にもラインナップされている。その後も『魔王』、『メテオール(気象)』といった作品を次々と発表した。日本国内では他に『聖女ジャンヌと悪魔ジル』や『黄金のしずく』、『イデーの鏡』といった作品も翻訳されており、ジル・ドゥルーズの『意味の論理学』の付録に収録された『幻影と現代文学』内の『ミシェル・トゥルニエと他者なき世界』に於いて作品が論じられているなど、国内の知名度も高い。尚、トゥルニエは2011年のインタビュー作品『Je m’avance masqué』を最後に作品は発表していなかった。

2016年は明けて間もなく、多くの著名人のつらい訃報が続いている。

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