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イタリアの作家ウンベルト・エーコ、死去。

BOOK

ベストセラー小説「薔薇の名前(The Name of the Rose)」で知られるイタリアの作家で哲学者でもあるウンベルト・エーコ(Umberto Eco)氏が死去。享年84歳。地元メディアが20日、家族の話として伝えた。エーコ氏は、がんのため、現地時間19日午後9時30分(日本時間20日午前5時30分)に死去したという。

2月22日、『プラハの墓地』の邦訳が発売される予定だ。

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1932年1月5日、イタリア北部ピエモンテ(Piedmont)州アレッサンドリア(Alessandria)生まれ。現代イタリア文学における偉大な作家の一人とされる。1950年代後半、話し言葉や書き言葉、科学や芸術で意思疎通に使われる記号の研究、記号論についての思想を展開し始め、1970年代にボローニャ大学(University of Bologna)の記号学教授に任命された。

1980年に出版された「薔薇の名前」の成功をきっかけに、広く世間に知られるようになった。中世のイタリアの修道院を舞台とした殺人ミステリーである同作は1986年、ジャン・ジャック・アノー (Jean-Jacques Annaud)監督によってショーン・コネリー(Sean Connery)やクリスチャン・スレイター(Christian Slater)らの出演で映画化された。エーコ氏は、晩年まで活動を続け、「フーコーの振り子(Foucault’s Pendulum)」(1988)、「前日島(The Island of the Day Before)」(1994)、「バウドリーノ(Baudolino)」(2000)、プラハの墓地(The Prague Cemetery)」(2010)などの作品を遺した。

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普段はインターネットの未来やIoTについて考えて暮らしています。専門はアートを絡めたインターネットビジネスやゲームデザイン。 東京銭湯というサイトもやっています。
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