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マリオ・バルガス=リョサの『つつましい英雄』が12月21日に発売予定。

ペルーの小説家、マリオ・バルガス=リョサの『つつましい英雄』(田村さと子 訳)が2015年12月21日に河出書房新社から刊行予定だ。
ノーベル賞作家最新作。マフィアの恐喝に屈せず正面から立ち向かった実在の人物がモデルの章と、大金持ちの老人の破天荒な結婚を巡る大騒動を描く章が交互に展開する、スリリングな話題作。
マリオ・バルガス=リョサはこちらの記事でも取り上げているが、1959年短編集の『ボスたち』でデビューし、1963年には長編『都会と犬ども』を発表。その後『緑の家』や『フリアとシナリオライター』など、日本でも人気の作品を書いている。また2010年のノーベル文学賞受賞者で、ペールの作家では史上初であった。
今回翻訳される作品『つつましい英雄』は、リョサがノーベル文学賞を受賞した後に書いた初めての作品で、現地では2013年に発表されたもので、出版社の紹介にもある通り、ペルーを舞台に2人の人物の2つの章が錯綜する作品となっている。
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