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Yakushimaru Experiment、『Flying Tentacles』発売。やくしまるえつこ

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相対性理論で知られる、やくしまるえつこによる「Yakushimaru Experiment」名義のアルバム『Flying Tentacles』が、3月30日にリリースされる。同作は「即興」「朗読」「数字」をテーマにしている。

坂本龍一のレーベル『commmons』の10周年を記念して発売される同作は、「即興」「朗読」「数字」を扱う実験的なコンセプトアルバム。『素数』を譜面化して制作した楽曲や、9次元を駆使して音を出し光を放つ「dimtakt」を使用し、レーザーギター、OPTRON、スライムシンセサイザーなど様々な演奏者たちと行なったセッション、フィリップKディック賞の円城塔が書き下ろしたテキストをやくしまるが朗読、即興演奏した“タンパク質みたいに”などが収録される模様だ。

ライナーノーツには、円城塔が執筆したテキストと、NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]の主任学芸員・畠中実による解説が収められる。なお、円城はやくしまると同作を評して「人力、世界シミュレーター。」というコメントを寄せている。


Yakushimaru Experiment
『Flying Tentacles』
2016年3月30日発売
レーベル:commmons × みらいレコーズ

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