Geskiaが選ぶ2015年ベストアルバム5枚

12月26日 Geskia
今回は、ARKTEKT主催、様々なジャンルを横断し、世界中で高い評価を得ているアーティストGeskiaが選ぶ2015年ベストアルバム5枚をご紹介
1. Shlohmo『Dark Red』
フェティッシュな要素が魅力的な作品でグッとくる瞬間が何回もありました。
古き良きエッセンスを焼き回しにならないよううまく個性的にアップデートしている
感じがしました。クセになります。
Shlohmo – Beams
2. Jamie xx『In Colour』
内省的だけど乾いた質感。物憂げですがダンスミュージックのマナーが使われていて、
多幸感と孤独感を同時に感じる事ができました。
今時のスタンダード。
Jamie xx – Loud Places (ft Romy)
3. Hudson Mohawke『Lantern』
USメジャーのド派手な印象を与えるけどギリギリのラインで汎用性ポップと伝統的な
電子音楽のスタイルがコントロールされてる快作。
楽観的に聴いてるとふと入りこんでくる哀愁感が好きです。
Hudson Mohawke – Very First Breath ft. Irfane
4. Eskmo『Sol』
繊細な音作りなのにダイナミクスが大きく尊厳溢れる雰囲気が好きです。
映像的な世界観もまとまりがあって高品位に感じました。
Eskmo – Blue & Grey
5. ONEOHTRIX POINT NEVER『Garden of Delete』
一つの成功例に執着せず新しいアイデアを昇華させてくるあたりはサスガ。
革新的とか話題性とか超越した個の存在感がある作品。
Oneohtrix Point Never – I Bite Through It
■ Geskia
2008年、flauからデビュー・アルバム『Silent 77』を発表し、英WIRE紙など世界中の メディアから喝采を浴びる。これまでにflauより『Eclipse323』、術ノ穴より2ndアルバム『President IDM』、EP2作をiTunes Storeでリリースした後、PROGRESSIVE FOrMのコンピレーション『Forma. 3.10』にも参加を果たしている。その後、術ノ穴から3rdアルバム『Alien』、2012年には2枚のアルバムをDynamophone(US)より『Muon』、
Home Normal(UK)より『323 sayonara memories』をそれぞれ発表。2013年2月、通算6枚目となるアルバム『Silent Of Light』をPROGRESSIVE FOrMよりリリースする。
2014年、自身のレーベルであるARKTEKTを開始、Akmar名義で配信リリースをBandcampで行い、downyやMACKA-CHINのリミックスワークなど2つの名義を使い分けている。
2015年2月にはGeskiaとして過去のリミックスワークを集めたコンピレーションアルバムを配信。そして5月、通算7枚目となる待望のアルバム『SFIMT』をPROGRESSIVE FOrMよりリリースする。

Curry Robo

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