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図鑑 平山カンタロウ が選ぶ2015年ベストアルバム10枚

10 BEST ALBUMS OF 2015

Curry Robo

Written by Curry Robo Curry Robo

12月25日 図鑑 平山カンタロウ

今回は福岡を拠点に日本全国・アジアに向け発信し続ける4ピースロックバンド図鑑のギター・ボーカル 平山カンタロウが選ぶ2015年ベストアルバム10枚をご紹介
 


Father John Misty『I Love You, Honeybear』

I Love You, Honeybear

サウンドメイク、メロディライン、声、どれを取ってもツボなアルバム。本人が意識したと語るジョン・レノンやランディ・ニューマンの血脈最新版という感じでときめきが止まりません。最後まで雲の上を弾んでるような浮遊感が好き。


 


Courtney Bernett 『Sometimes I Still and Think, and Sometimes I Just Sit』

Sometimes I Still and

“何も包み隠さない”と言わんばかりの”純粋”に”スレた”ギターポップアルバム。最高に気持ちいいです。
こういう曲達を聴くとエレキギターの活かし方がよくわかる。


 


サザンオールスターズ『葡萄』

葡萄

ポップってこういう事なんだなと思わされる1枚。1曲1曲が重厚で、アレンジが絶妙で、何より桑田さんの曲世界に徹した様々な歌声が魅力すぎてふとした時にまた聴きたくなる。どことなく”和”の底力を感じちゃいます。
2014


 


Temples『Sun Structures』

Sun Structures

ここからは2015年以前リリースのよく聴くアルバムをご紹介します。
Temples。2014年最大の衝撃でした。まるでドアーズのような奇妙なロックの復活は僕にとっては新鮮でとても興味深かった。リフもカッコいいし「A Day in the Life」のジョンのようなボーカルのエフェクトも絶妙。特徴的なシタール風アプローチのギター、錫杖のようなタンバリン(?)の音もまさにテンプルズ。笑
2013


 


きゃりーぱみゅぱみゅ『なんだこれくしょん』

なんだこれくしょん

代わる代わるデジタル広告を見てるような、そんなカラフルでキラキラした1枚。アレンジが切れ切れです。ポップソング大辞典とばかりに1曲1曲を楽しんで聴いてます。いつか振り付けをマスターしたい。
2011


 


androp『relight』

relight

アルバムを通して飽きさせない曲のバラエティさとサウンドの格好良さがあり、よく聴いてます。僕の中で一言で言うと「新しさとシャープさ」。内澤さんはまさに”今”のメロディメイカーだと思います。
2007


 


The Hives『The Black and White Album』

The Black and White Album

学生の頃友人が聴いていたのを気になっていてやっと手にしたアルバム。嫌なことも忘れるようなちょっとおバカでゴキゲンなロック。最高にクレイジー。徹してる奴らはカッコいい。
1970


 


Neil Young『After the Gold Rush』

After the Gold Rush

学生の頃からよく聴いている一枚。名盤「Harvest」よりも潤沢なメロディと乾いたアコースティック感が好きです。変な声チャンピオンはボブ・ディランよりニール・ヤング。
1968


 


The Zombies『Odessey and Oracle』

Odessey and Oracle

一曲目から持っていかれます。キーボードを中心に繰り広げられる極上のメロディラインに、くたびれたかすれボイス、それを支える多重コーラス。とてもポップなのにどこかサイケ。何度聴いても勉強になる1枚です。
1965


 


The Beatles『Help!』

Help!

一番好きで一番聴いているバンド「The Beatles」。その時の気持ちや環境、興味によって聴くアルバムが変わるし、どれを取っても心底楽しめるのですが、今年一番楽しんだアルバムは「Help!」です。まだバリバリのアイドルでライブもやってた頃のビートルズ。その上でメンバーそれぞれが奇をてらわず真っ直ぐなポピュラリティーを求めて切磋琢磨しているのがわかるアルバムです。そこが最高に楽しい


 

■ 図鑑

Vo,Gt:平山カンタロウ
Gt,Cho:脇本ヒサシ
Ba,Cho:万江裕己
Key,Cho:異界論

アーティスト名でもある “図鑑” とは、平山カンタロウ(Vo.Gt.)が子供のころから何事も図鑑のように集めて並べるのが好きで、生み出す楽曲たちも図鑑のように楽しんでほしいという思いから命名。
福岡県飲酒撲滅キャンペーンのテーマソング「大切を想う」、新上五島物産展テーマソング「アイランド」、九州朝日放送ドォーモのエンディングテーマなど多数のタイアップに起用された「ペダル」等、キャッチーで耳触りの良い曲が図鑑の多彩な楽曲を物語っている。
2014 年 9月に福岡で行ったワンマンライブではライブハウスのキャパシティを超えての観客を動員。
福岡を拠点に、日本にとどまらずタイや韓国への大型フェス等へも活動の幅を広げている。
そして 2015 年 10 月 7 日 NEW アルバム「ゴールデンシップ」発売。

 

図鑑 『ゴールデンシップ』

図鑑『ゴールデンシップ』

1. ゴールデンシップ
2. ファンファーレ
3. 敵を蹴散らせ
4. フワフワ
5. まぼろし
6. good morning!
7. 声
8. 潮風に揺れながら

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アートや音楽の事を考えて活動するロボ デス。 エネルギー源はカレー デス。
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