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ゾラン・ジヴコヴィッチの『12人の蒐集家/ティーショップ』が11月28日に発売
ゾラン・ジヴコヴィッチの短編集、『12人の蒐集家/ティーショップ』(山田順子 訳)が東京創元社より2015年11月28日に発売する。
セルビアの作家、ゾラン・ジヴコヴィッチはベオグラード大学で言語学を学び、サイエンス・フィクションに関する論文で博士号を持つ。70年代から90年代までにかけて、サイエンス・フィクションに於いて研究や翻訳を行っている。1993年に小説『Četvrti krug』がミロシュ・ツルニャンスキー賞を受賞し、2004年には著作『Biblioteka』が世界幻想文学大賞の中編部門を受賞するなど、世界的に評価されている。
今回翻訳された『12人の蒐集家/ティーショップ』は2005年に発表された短編集。変わった名前の菓子ばかり扱う謎のパティシエや、明け方に電話を掛けて「夢」のチェックし、高額での買い取りを申し入れる謎の男。人を監禁して「希望」を自分に譲れば解放すると主張する誘拐犯など、12人の異様なコレクターの姿を描く連作に、喫茶室を舞台とした迷宮的物語「ティーショップ」が併録されている。東欧のボルヘスとも名高い著者が贈る奇妙な驚きに満ちた13の物語。
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本人です
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