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おすすめアンビエントテクノの名曲をまとめ <音源あり>

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Written by sn22000 sn22000

アンビエント・テクノ (Ambient techno) とはテクノ (音楽)の一ジャンル。基本的にはアンビエント・ハウスと類似しているが、一般的なテクノで使用されるシンセサイザーやドラムマシンの音をより不明瞭にした音が特徴である。代表作はwarpレーベルからリリースされた”Artificial Intelligence series”である。

via wikipedia

アンビエントテクノはいわゆる80年代のレイブのムーブメントから誕生したチルアウトに端を発する。ミニマルミュージックの影響も見てとることができる。

音楽的な特徴としては、拡張性が認められ、テクノやダブ、クリック、グリッチ、ドラムンベースに於いてもその手法が用いられている。

では、さっそくアンビエントテクノの名曲のオススメを紹介していこう。

Yagya – Discernment

アンビエントテクノ・ダブテクノ界隈を賑わせているアイスランド出身のYagyaによる楽曲。過去作品が絶版になっているものも多く、オークションなどではかなりの高値をつけている。( 1000ドルオーバーも!)だが安心してほしい、ここはインターネット。リンクを押せば再生できる。

Yagyaは『伝統的なハウス・テクノのボーカルというより、むしろElliott SmithやHope Sandovalなどのシンガーソングライターの作る歌などに影響を受けている』と語っており、音の節々に音楽的バックボーンの広さを感じることができるだろう。

Voices From The Lake – Respiro Live Edit (The Bunker New York 003)

DONATO DOZZYとNEELによるコラボレーション・プロジェクト”VOICES FROM THE LAKE”。新潟で行われるラビリンスなどにも出演しており、人気が高まっている。(なんと、ラビリンスで結成されたのだ)徹底したアンビエントのカルチャーの継承と、ドローンシンセが響き渡り、執拗な反復は何か現実と遊離したような感覚を生む。

Aphex Twin – Xtal

Richard D Jamesによるプロジェクト、Aphex Twin。ambient technoといえば、の曲である。あらゆるジャンルの要素を高レベルで組み合わせてオリジナリティを纏った上で仕上げられる彼の出世作の代表曲といえば、この曲だ。

John Beltran – Seasons Go

CARL CRAIGのRETROACTIVEからデビューを果たし、「EARTH & NIGHTFALL」(R&S)や「TEN DAYS OF BLUE」(PEACEFROG)、PLACID ANGELS名義の「CRY」など傑作アルバムを発表、デトロイト・テクノ・ファンを中心に今な熱烈な支持者の多いベテランのJOHN BELTRAN。ややジプシーフォークロアな雰囲気を持ちながら、モジュラーエレクトロニクスとの組み合わせで反復と更新を繰り返していく曲である。

Black Dog – Raxmus

エド・ハンドレイ(Ed Handley)、アンディ・ターナー(Andy Turner)、ケン・ダウニー(Ken Downie)の3人により、1980年代後半に結成。当時盛り上がっていたデトロイト・テクノを独自に解釈した作品を、自らのレーベルである Black Dog Productions (BDP) より3枚のシングルを発表、その後General Productions Records(GPR)やRising Highといったテクノレーベルからもシングルをリリースしていたが、93年にワープ・レコーズのAIシリーズの一つとしてリリースされたアルバム『Bytes』(Black Dog Productionsのコンピレーションという体裁で、3人が各自持ち寄った曲を収録したもの)により、一気にテクノシーンのメジャーなアーティストとなる。このBytesは他アーティストへも多大な影響を与え、ワープ10周年の際に、最も印象的なアルバムとして多くのアーティストがこれを挙げた。

天才揃いのWARPの中でも異質なアンビエントで確固たる位置を築き上げた名手。良い曲。

Orbital – Halcyon

ambient technoの一時代を作ったOrbitalからはこれを。特徴的なベースラインの 音と、ボイス、クラシックギターのリフが入ってきたあたりでウオー!という90年代ぽい曲。

Higher Intelligence Agency – Delta

UK出身のアーティスト。
謎っぽい曲。情報が少ない。
勝手にCyriakとかは影響受けてそうな気がしている。

Global Communication – 14:31

Tom MiddletonとMark PritchardによるGlobal Communication。ambientの象徴的なアーティスト。ロマンチックな展開に脱帽してほしい。曲名は数値で徹底され、アーティスト名もモールス信号で表記される始末。この始末である。

Oval – Do While

Oval、初期の名曲。
そのあとOvalはピーガガガになっちゃうし。
と思ったら最近はスリルジョッキーでやっているようだし。

Gas – Microscopic (Ambient Electronic Space)

いま、Amazonでgasのアルバムの値段みたら75000円で脱糞したところです。Wolfgang Voigtの多彩な活動の一環。 kompaktレーベルの共同創設者の一人。時代を定義するような作品を生み出してきた気鋭のアーティストによる一曲。

以上、アンビエントテクノまとめでした。
アンビエントテクノの世界を楽しんでいただければ幸いです。

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