ART/DESIGN
Gallery SUにて、ロベール・クートラス展「夜の向こう側から」

六本木、麻布十番のGallery SU(ギャラリー エス・ユウ)にて、ロベール・クートラス展「夜の向こう側から」が開催されている。この展示では、クートラス自身が「カルト」と呼んでいた、トランプカードほどの大きさのキャンバスに描き続けた大量の油絵が展示されている。
一見するとiphoneケースにも見えるこの絵画は、クートラスが毎晩、日記を綴るように描き続けた「Mes Nuits(僕の夜)」と名付けられた作品群である。
「現代のユトリロ」とも称されるクートラスは、流行や経済活動に左右される美術界に苦しみ、画廊を離れ、清貧な生活の中で自らの表現活動を続けた画家だ。カルトの他にも、グアッシュや油彩画、テラコッタなど、表現方法は多様であった。
この展覧会では、そんなクートラスの大量の作品群を実際に手に取ってみることができる。近年、フランス・日本などで再評価され始めている彼の作品を肌で感じてみたい方は、ぜひ訪れてみてはいかがだろうか。
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ロベール・クートラス展「夜の向こう側から」
会期/2019年10月12日(土)-27日(日)
時間/12:00-19:00休廊日/10月15日(火)・22日(火)Gallery SU〒106-0041東京都港区麻布台3-3-23 和朗フラット4号館6号室
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佐伯 慎太郎

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