MURAL ART、壁画の世界。

MURALとは
英語ではMURAL ARTと呼ばれる壁画アート。街にあるグラフィティや落書き(のようなもの!)、壁画広告などもMURALの一種だ。クロマニヨン人が残した原初のアートであるといわれているショーヴェ洞窟の壁画やラスコーの壁画などもMURALだ。一般にストリートアートとMURALの区別は明確ではないが、その合法性がポイントとなり語られることもある。ストリートアートは違法性が高いグラフィティなどを指し、MURALという言葉はそれより少し合法性の匂いがする言葉だ。
街の演出、観光の目的としてのMURAL
近年では日本でも東京の「新虎通り」に現れた巨大壁画(https://amp.review/2018/01/29/tokyo-mural-project/)なども話題になり、広告商品や街を彩るアートとしても注目を浴びている。
アメリカのニューヨークや、オーストラリアのメルボルンでは街に溶け込んだミューラルアートがたくさん見られ、街の演出に一役買っている。特にメルボルンは、壁画が観光の目玉となっている。instagramの普及もあり、壁画を背景に写真を撮る人もたくさん見られる。
これらの壁画はコミュニティや個人のアイデンティティであったり、広告であったり、観光の目的であったり、捉えられ方も様々だ。メルボルンのストリートにはBanksyやAbove,Revokなどのアーティストも作品を寄せている。
壁画の歴史
ボルネオの洞窟や、ショーヴェ洞窟など、紀元前数万年前から壁画ははじまっており、人類最古のアートともされている。
古代エジプトの墓(紀元前3150年頃)、ミノア宮殿(紀元前1700–1600年、新宮殿時代の中期III)、メキシコのオックスティトラン洞窟、ジュストラワカ(紀元前1200年から900年頃)からも多くの古代壁画が発見された。
中世の間は、壁画は通常乾いた石膏で制作され、表現方法も多岐に渡った。1300年頃のイタリアで、湿った石膏にフレスコ画を描く技法が再導入され、壁画の質が大幅に向上したようだ。
今日の壁画は、油性または水性の媒体を使用して、さまざまな方法で描かれている。そのスタイルは、抽象からスプレーアート、トロンプ・レイルまで様々なアプローチをとっている。1980年代にGraham RustやRainer Maria Latzkeのような壁画アーティストの作品によって始められたアートはヨーロッパの私立および公共の建物でのルネッサンスを経験し、より強度をました表現が増えている。
インスタでも楽しもう、#MURAL ART
Instagram #mural では、日々世界中のMURALアートが投稿されておりクールな作品が流れてくる。
https://www.instagram.com/p/B3BSAEXAJCi/?utm_source=ig_web_button_share_sheet


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