BOOK
ステファヌ・マラルメとジャン=ピエール・リシャールによる『アナトールの墓のために』が11月30日に発売。
ステファヌ・マラルメの未発表作品とジャン=ピエール・リシャールの批評による『アナトールの墓のために』が水声社から11月30日に発売する。 『骰子一擲』などを代表作に残す、19世紀の偉大なるフランスの詩人ステファヌ・マラルメは孤独と詩を愛す者であると同時に、子煩悩でもあったのだが、1879年に八歳となる息子のアナトールは病で夭折してしまった。マラルメは深い打撃を受け、それを癒やすかのように『アナトー...