ポエトリーリーディングの名曲まとめ

古くはケルアックやバロウズ、ギンズバーグなどのビートニクスの歴史から拡がるポエトリーの原野。現代ではポエトリーリーディングは、ヒップホップやラップミュージックと密接に結びついた表現形態です。この記事は、日本のポエトリーリーディングジャンルの音楽をいくつかまとめた記事です。どこか音楽とは違う胸の打ち方をする、ビートジェネレーション直系の文章のように、ブルジョワの糞を逆さにして煮詰めても出てこない、深くてリアルな世界観が魅力です。ブコウスキーに拍手を。
1.Moroha / Tomorrow
アコースティックなバックギターとポエトリーのボーカル「アフロ」によるユニットMoroha。叙情的なコードと一見ふざけたようなボーカルが独特なフローに載せて青春的風景を描く曲。新井英樹の原作が超名作の「宮本から君へ」のドラマ盤に起用されたことや、しゃべくり007に出演したことでも話題となった。
2.不可思議ワンダーボーイ / 世界征服やめた
不遇の死を遂げてしまったポエトリー界の天才、不可思議ワンダーボーイ。序盤のドメスティックな録音から、やくしまるえつこ(相対性理論)のバーモントキスをバックトラックに載せられた熱量リリックとフローは胸に響く。
3.不可思議ワンダーボーイ / Pelicule
不可思議ワンダーボーイの代表曲。ミニマルな展開が強烈な詩を盛り上げる。
彼の人生は有志により、映画にもなっている。
とても丁寧な振る舞いで、「いつか、俺が売れたときに自慢してください」ではじまる、ライブ盤の新宿駅でやっている上記youtubeは必聴。
4.狐火 / Answer Pelicule
不可思議ワンダーボーイの盟友でもある狐火。
その不可思議ワンダーボーイへの狐火からのアンサーソング。
涙なしには、見れないような。
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CRAZY BONE(狂骨)です

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