ART/DESIGN
何かぞわぞわする、ジェネラティブアートの世界
「ジェネラティブアート(Generative Art)」というアートの分野、ご存知でしょうか?
ジェネラティブ・アートは、主にコンピュータ上で描画されるアート作品のことなんですが、geometric gifの吸い込まれるような反復的で永遠的な世界観とは違って、再現性のない模様や形を意図的に作り出していくアートなんです。
数学的で自律的なアルゴリズムを考えて、意図的に偶然性を取り入れてつくるアート作品なので、アーティストの役割はそのアルゴリズムを考えて、実装すること。作品の完成形をイメージできないから、アーティストにもどんなものができるか予想がつかないってわけなんです。
今回は、ジェネラティブアートの作品を紹介して、ジェネラティブな世界に浸っていただきたいと思います。
それでは、いきましょう。
いかがでしょうか?
心の奥底の方をブラシで撫でられてるような気がして、ぞわぞわする感じが味わえたのではないでしょうか?
これだけ複雑なパターンや図形でも、簡単なアルゴリズムによって生み出されているところが、ジェネラティブアートの面白いところ。openFrameworksやProcessingといったクリエイティブコーディングツールで比較的簡単に作れるので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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佐伯 慎太郎
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