Nonturn、1st Album『Territory』リリース。東京で6年の音楽採取。

東京の高円寺を根城にする写真/音楽のアーティスト『Nonturn』が1st Album “Territory”をリリースする。Nonturnは壁面や模様の写真を制作しつつ、現代的でアンビエントな音を作り出す音楽家。
今作は写真プロジェクトのための音楽。壁面の写真撮影と同時に音も録音して集め、それらを再構築したような形での作品。楽器を使わないというコンセプトで作られた楽曲群は非常に尖っていて面白い。
都市の音。
はたと、街の音に耳を向けてみるとこんなにも豊かな音が流れていることに驚かされるだろう。さらにそれをNonturnが再構成すると、このような音楽ができあがるというのは驚嘆だ。コンセプトも「ローカル」的で面白いこの作品は、驚くべきことにイギリスはシェフィールドのレーベルからの発売だ。
フィジカルとしては9面構成という珍しい形で、限定CDが発売される。屏風型の裏表にNonturnの写真が裏表にプリントされる形だ。一人メディアミックスの表現形態ならではの見せ方だろう。
発売:2018年5月16日(水)
価格:2,500円+税
レーベル:Audiobulb Records
収録曲:
01. Identify
02. Platform
03. Evidence
04. Compassion
05. Appreciate
06. Undefined
07. Significant
08. Involve
09. Desensitize
Nonturn
東京を中心に、壁面を撮影し絵画的な写真作品を制作している音楽家。同時に環境音を録音し、それのみを素材とした、リズミックでシネマティックな音楽作品を作っている。
幼少の頃より、クラシック、ブルース、JAZZ、エクスペリメンタル、クラブミュージックなど、様々な音楽を学び続け、2004年にUKのEastSide RecordsからDrum’n’Bass シーンでのデビューを果たす。その後、ドローン・ミュージックの神秘性に惹かれ、電子音楽アーティストのMulllrと共にアートユニットmooorを結成し、2010年には 1st album “Elmer and Elsie”をリリース。現在は、本名のNozom Yoneda名義で、コマーシャル等の映像メディアに向けたサウンドトラックの作曲を生業としながら、自発的な創作活動を精力的に進めている。


最新記事 by sn22000 (全て見る)
- Alex GuevaraのGenerative Art - 2020/01/13
- DPLAYで黄金堀りたちのドキュメンタリー「GOLDRUSH」 - 2019/10/08
- ノエル・ギャラガー、激辛を食べる番組に出演 - 2019/10/05
この記事が気に入ったら
いいね!してね
oreメディアの最新情報をお届け!
