close

ビーチハウス(BEACH HOUSE)の魅力を。アルバム紹介。

MUSIC

sn22000

Written by sn22000 sn22000

ビーチハウスはUSボルチモア出身のドリームロックバンド。フランス出身であるヴィクトリア・ルグランとアレックス・スカリーの二名により2004年に結成されました。この記事ではビーチハウスの全アルバムについての簡単な解説とYoutubeリンクを置いておきます。

1st album”Beach House”

beach house
2006年の10月に1stアルバム「Beach House」がリリースされ、概ね好意的な批評で世の中に迎えられました。お風呂リバーブと界隈では云われるインディーの時代的なボーカルエフェクトにドリーム・ポップの見事な展開が折り合わされ、非常に打点の高い作品となっています。シューゲイザーやLo-fiの文脈から語ることも可能で、「lo-fi, hazy summer dream pop」なアルバムを作ったんだぜなどと云われていたようです。

曲目はこちら。オープニング曲のSaltWaterはローのシンセの音が特徴的な名曲です。
1.”Saltwater”
2:55
2.”Tokyo Witch”
3:42
3.”Apple Orchard”
4:31
4.”Master of None”
3:19
5.”Auburn and Ivory”
4:30
6.”Childhood”
3:35
7.”Lovelier Girl” (Victoria Legrand, Alex Scally, Tony Doré)
3:02
8.”House on the Hill”
3:14
9.”Heart and Lungs” (hidden track “Rain in Numbers” starts at 5:17)
7:50

2nd album “Devotion”

devotion

2008年にはセカンドアルバム『Devotion』をCarpark Recordsからリリース。
ドローンを取り入れた世界観はよりビーチハウスの世界観を確固たるものとする幽玄さをまとっていました。どこかスローダイブを感じさせるようなシューゲイズなプレイや、音の重なりをより意識し音像に深く入っていく内省的なアルバムとも云えるでしょう。

曲目はこちら。名曲Wedding Bellはこちらのアルバムです。
1.”Wedding Bell”
3:55
2.”You Came to Me”
4:05
3.”Gila”
4:46
4.”Turtle Island”
4:00
5.”Holy Dances”
4:19
6.”All the Years”
3:36
7.”Heart of Chambers”
4:25
8.”Some Things Last a Long Time”
2:32
9.”Astronaut”
5:05
10.”D.A.R.L.I.N.G.”
3:18
11.”Home Again”
4:09

3rd album “Teen Dream”

teendream

2010年に3rdアルバム『Teen Dream』をSub Popからリリース。
クリス・コーディーをプロデューサーに招き製作されました。このアルバムはNME(音楽雑誌)でも2013年に発表されたグレイテスト500アルバムなどに選ばれ、多くのヒップスターリスナーの耳に届くこととなりました。Pitchforkなどでは毎日のように(言い過ぎました)取り上げられ、インディーロックが好きなユーザを夢中にさせました。どこかClienteleなどとも通じるような静謐なギターも際立っています。
曲目はこちら。

1.”Zebra”
4:48
2.”Silver Soul”
4:58
3.”Norway”
3:54
4.”Walk in the Park”
5:22
5.”Used to Be”
3:58
6.”Lover of Mine”
5:06
7.”Better Times”
4:23
8.”10 Mile Stereo”
5:03
9.”Real Love”
5:20
10.”Take Care”
5:48

4th album”Bloom”

Bloom

2012年、ついに名盤の4thアルバム『Bloom』をSub Popからリリースしました。
ビルボード7位に食い込んだ名盤です。リリース時から、過去最高の批評を各雑誌から得、メジャーへの評価のきっかけとなった出世作です。年間のトップアルバムに、あまりにも多くの雑誌が選んだ作品です。僕自身も一曲目のMythはドリーム・ポップだけでなくインディー・ロックの歴史に残る名曲だと思っています。
曲目はこちら。

1.”Myth”
4:20
2.”Wild”
4:58
3.”Lazuli”
5:02
4.”Other People”
4:25
5.”The Hours”
4:07
6.”Troublemaker”
4:55
7.”New Year”
5:23
8.”Wishes”
4:40
9.”On the Sea”
5:32
10.”Irene” (ends at 6:44; hidden track “Wherever You Go” starts at 13:16)
16:57

5th album “Depression Cherry”

Depression Cherry

2015年、5枚目のアルバムとなる「Depression Cherry」をリリース。Bloom以降、半年間の解散状態にあったらしく、ファンにとっては不安な中、ビーチハウスから届いた吉報でした。仲違いを心配されたものの、今まで通りすべての曲がヴィクトリア・ルグランとアレックス・スカリーの連盟クレジットのままリリースされ、肩をなでおろしたものです。こちらのアルバムもあらゆる雑誌でアルバム・オブ・ザ・イヤーに選ばれた名盤と呼ばれる作品です。

曲目はこちら。
1.”Levitation”
5:54
2.”Sparks”
5:21
3.”Space Song”
5:20
4.”Beyond Love”
4:25
5.”10:37″
3:48
6.”PPP”
6:08
7.”Wildflower”
3:39
8.”Bluebird”
3:55
9.”Days of Candy”
6:15

6th album “Thank Your Lucky Stars”

Thank Your Lucky Stars

同年、2015年にもう一枚のアルバムがリリースされます。6枚目にあたるアルバムは「Thank Your Lucky Stars」です。
またクリスコーディをプロデューサに迎え入れSub Popからリリースされました。前作から二ヶ月後に発売されたことには多くのユーザが驚きました。急場しのぎのB面集というレベルの出来ではなく、またツイッターのみでのリリースアナウンスだったため、この発売時期も綿密なプロモーションプランの一つであったのだろう、と予感させました。

曲目はこちら。
1.”Majorette”
4:00
2.”She’s So Lovely”
4:22
3.”All Your Yeahs”
3:48
4.”One Thing”
5:35
5.”Common Girl”
3:07
6.”The Traveller”
4:03
7.”Elegy to the Void”
6:29
8.”Rough Song”
5:14
9.”Somewhere Tonight”
4:13

7th album “B-sides and Rarities”

B-sides and Rarities

2017年、B-sides and Raritiesをリリース。
Twitterでのファンの一言をきっかけに制作したというこのアルバム。これまではコンセプトにあわなかったり、適切なタイミングでなかった曲をまとめた作品となっています。レーベルはBella Unionでの発売です。クイーンの曲「Play The Game」をカバーするなど楽しみながら作ったんだろうなぁという感じの音。

曲目はこちら。

1.”Chariot”

* Beach House
* Chris Coady
5:16

2.”Baby”
* Legrand
* Scally

* Beach House
* Jason Quever
3:02

3.”Equal Mind”

Coady
3:42

4.”Used to Be” (2008 single version)
* Legrand
* Scally

* Beach House
* Rob Girardi
4:05

5.”White Moon” (iTunes Session remix)
* Legrand
* Scally

* Beach House
* Coady
4:06

6.”Baseball Diamond”
4:36

7.”Norway” (iTunes Session remix)
* Beach House
* Coady
3:16

8.”Play the Game”
* Freddie Mercury
* Mercury
* Beach House
* Girardi
4:18

9.”The Arrangement”

* Beach House
* Coady
5:04

10.”Saturn Song”
4:30

11.”Rain in Numbers”
2:26

12.”I Do Not Care for the Winter Sun”
3:10

13.”10 Mile Stereo” (Cough Syrup remix)
5:30

14.”Wherever You Go”
3:26

ビーチハウスの魅力が伝われば何より。聞いてみてねー

PAGE TOP
PAGE TOP