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アートフェスティバル『インフラ INFRA』にて、竹村延和よるプログラム『時の受容』が8月25日、26日に開催

ART/DESIGN

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Written by ORE ORE

開催が間近に迫ってきている音楽・アートフェスティバル『インフラ INFRA』にて、竹村延和よるプログラム『<時の受容>四人の演奏家のための』が8月25日、26日に原美術館 ザ・ホールで行われる。

『インフラ INFRA』はベルリンの3HD Festivalとの共催による新たな音楽・アートフェスティバルで。東京の各所で2017年8月19日~26日にかけて開催される。会場は原美術館、山本現代などの美術館やギャラリーから、渋谷WWWβといったクラブや、パークホテル東京といったホテル、またDOMMUNEなどのインターネット上、様々な場所で展覧会やパフォーマンス、コンサートが行われる。内容も東京~ベルリン、オンライン~オフラインと様々な新しいフィードバックを巻き起こすものとなっている。出演者はDJ PAYPAL、Aurora Sander、Francesco Cavaliere、なかのひとよや、このメディアの企画でもお世話になった食品まつりも出演する予定だ。

今回紹介するのは『インフラ INFRA』のメインイベントとも言える竹村延和の新作コンサート『<時の受容>四人の演奏家のための』。竹村延和が中心となり構成されるN.T Quartettにより演奏をされる。アーティストの長年のテーマである言語と音響の関係性を、四重奏と電子音を基に、テキスト、イメージなどを用い竹村延和の世界感を凝縮した作品となっている。

また両日ともにオープニングアクトととして、8月25日の公演ではドイツ・フランクフルトを拠点に活動を行う、現代美術作家であり作曲家のIku (ヨハナ・オーダースカイ)による音響パフォーマンス『フーガ:行進曲以外の周期的パターン』を、8月26日の公演では韓国ソウルを拠点に活動を行うダンビ・キムによる、お茶と音響を用いた、スペシャルリチュアルの『アイス・ロータス・ガーデン』が行われる。

イベント概要
2017年8月25日(金)
『<時の受容>四人の演奏家のための』 竹村延和
『フーガ:行進曲以外の周期的パターン』IKU
コンサート終了後、アーティストトーク有
チケット申し込みはこちら

2017年8月26日(土)
『<時の受容>四人の演奏家のための』 竹村延和
『アイス・ロータスガーデン』ダンビ・キム
チケット申し込みはこちら

会場: 原美術館 ザ・ホール
〒140-0001 東京都品川区北品川4-7-25
Tel: 03-3445-0669 03-3445-0651(代)
E-mail: info@haramuseum.or.jp
http://www.haramuseum.or.jp

アクセス: JR・京急「品川駅」高輪口より徒歩15分/タクシー5分/都営バス「反96」系統「御殿山」停留所下車、徒歩3分/京急「北品川駅」より徒歩8分

PROFILE

竹村延和
竹村延和は、<こどもの感受性>をテーマに活動を続ける日本の作曲家、アーティスト。90年代初頭より、遊びや情動から導かれる秩序形成とその過程、探索と創発性に着眼した活動を行う。竹村は、ポストロック、電子音楽から現代-実験音楽までを独自に往来する。内外より多数のアルバム発表。代表作に「こどもと魔法」、「ソングブック」、「ツァイトラウム」など。00年代から竹村は、活動を音楽から、映像、インスタレーション、絵画、詩、そしてシアターなどに活動を広げている。

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