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ステファン・グラビンスキの「火の書」が8月に発売。

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Written by ORE ORE

ポーランドの恐怖小説の名手、ステファン・グラビンスキの短編集「火の書」(芝田文乃 訳)が2017年8月25日に国書刊行会より発売予定だ。

ステファン・グラビンスキ 『火の書』

生誕130年を迎えた、ポーランド随一の狂気的恐怖小説作家ステファン・グラビンスキによる怪奇幻想作品集。〈火〉に纏わる短篇小説と、自伝的エッセイ、インタビューを収録。病み憑きの陶酔と惑乱の書。

ステファン・グラビンスキ(1887~1936)は20世紀ポーランドの作家で、怪奇、幻想、疑似科学などを駆使した奇想に満ちた恐怖小説を書いた。その作風はポーランドのポー、ポーランドのラブクラフトと称される。国内では芝田文乃による翻訳で短編集「狂気の巡礼」、鉄道怪談集「動きの悪魔」が国書刊行会より刊行されており、本作はグラビンスキがプシェムィシルで教師をしていた時期である1922年に発表された短編集「Księga ognia」の翻訳となっている。

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