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ヤニス・クセナキスの「音楽と建築」の新訳版が7月12日発売

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Written by ORE ORE

ヤニス・クセナキス

ギリシア系フランス人の現代音楽作曲家、ヤニス・クセナキス(1922年5月29日 – 2001年2月4日)の「音楽と建築」(高橋悠治 訳)の新訳版が2017年7月12日に河出書房新社から刊行される。

伝説の名著、ついに新訳で復活。高度な数学的知識を用いて論じられる音楽と建築のテクノロジカルな創造的関係性――コンピュータを用いた現代の表現、そのすべての始原がここに。

クセナキスは言えばピアノ協奏曲「シナファイ」、大阪万博で発表された電子音楽「響き、花、間」、晩年の打楽器による「ルボン」など、有名な作品も多い。
もともとは数学と建築を学び、ル・コルビュジエの弟子として設計などを携わっていた。音楽はオリヴィエ・メシアンに師事、数学や建築を音楽に応用するするべきだと言われ、霊感を受けたと言われている。

本書は1971年にフランスで刊行された。日本では1989年に全音楽譜出版社より発売され、今回は凡そ28年ぶりの新訳になる。訳者は変わらずクセナキスに師事した日本人作曲家/ピアニストの高橋悠治によるもの。

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