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リチャード・バートンの冒険をテーマにしたイリヤ・トロヤノフの『世界収集家』が11月20日に発売

BOOK

リチャード・バートンの冒険をテーマにしたイリヤ・トロヤノフの長編、『世界収集家』(浅井晶子 訳)が早川書房より2015年11月20日に発売する。
イリヤ・トロヤノフ 『世界収集家』

イリヤ・トロヤノフはブルガリアのソフィアで生まれたドイツの作家。幼少の頃、ユーゴスラビア、イタリアと経てドイツへ亡命。その後もケニアやナイロビ、フランスやインド、南アフリカ共和国など点々としてきた。1996年に処女作『Die Welt ist groß und Rettung lauert überall』を発表し、同作は2008年に映画化もされている。

今回翻訳された『世界収集家』は2006年に発表された作品で、イギリスの探検家であり人類学者、そして『千夜一夜物語』の編者/翻訳家としても有名なリチャード・フランシス・バートンの冒険を題材にした長編小説だ。三部作構成になっており、それぞれ、英国領インド、アラビア、東アフリカを舞台に虚実を織り交ぜ描かれおり、邦訳版では実に700pに近い大ボリュームとなっている。

やがて入り江が見えた。両手が水をすくうように、膨らんだ帆が空気をすくった。すでに鼻がかいでいたものが、目に見えてきた。最初はチョウジ油をすりこんだ望遠鏡を通して――

大英帝国の軍人、リチャード・フランシス・バートン。 インドでは様々な言語と文化に浸り、アラビアではメッカ巡礼をなしとげ、アフリカではナイルの源泉を追い求める。
『千夜一夜物語』の翻訳者としても知られる桁外れの人物の生涯を、世界的に評価されるブルガリア系ドイツ人作家が、事実と虚構を織り交ぜて詩情ゆたかに描き上げた傑作長篇小説。

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